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官公庁で活躍する先輩

[大学院 水工学研究室 2006年修了]
東京都 建設局 勤務 山本 絢子さん

『チャレンジ精神を忘れないで』

東京都建設局で道路の維持・管理の設計担当をしています。
道路計画にも人への優しさが求められるようになってきた現在。車主体で考えられていた道が、バリアフリーの概念や歩行者優先の視点も含めた設計へ変わってきています。そのたたき台作りが私の仕事。国土交通省とタイアップすることもあるから、仕事の責任も大きい。楽しいのはもちろん、よい緊張感もあるんです。

河川関係の研究室に所属し、大学院まで進学した私は「中海・宍道湖の塩分濃度の流動と水質変化」を研究してました。今の仕事は道路関係だけれど、大学や大学院で土木工学を学んだことは確実に生きてるんです。土木は道路だけでなく、鉄道や橋、拓さんの場所で関わっていますから。土木なしの世の中って考えられませんよね。今、手段としてものを作ったり、環境を変えていく仕事を、リアルタイムで実践できていることが喜びなんです。

実は私、就職を考え始めた当初は建設コンサルタントの会社狙いだったんです。大学院とコンサルタント会社は共同で研究を行っていたりして、採用の面でも大学院卒は尊重される傾向があったから。でも、本当はどうしたいのか・・・って考えはじめて。バイトして海外へ長期旅行に出かけるなどチャレンジ精神旺盛だった私は、ハードルの高い公務員試験への道を選択しました。数多く受けた中で、難しいと思っていた東京都に受かった時は本当に嬉しかったですね。

大切なのは常にチャレンジ精神を忘れない、とういこと。そして、自分で自分の将来をきちんと考えられるということ。高校生のみんなにも、「こんな仕事がしたいから、この大学に入りたい!」って、何かビジョンを持って進路を選択して欲しいな。

山本 絢子さん 山本 絢子さん 山本 絢子さん

先輩の学んだ内容

水の流れや水質を現地観測

■水の流れや水質を現地観測

近年、湖沼では富栄養化、貧酸素化が顕著となり、早急な水質改善が求められています。気象変化や潮汐などの外力やそれによって生じる湖沼の流れや水質の変化を主に現地観測を通して研究していました。

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