[総合建設業]
現在、東京都心部で道路トンネルを造る現場の施工管理をしています。「都市の地下にこんな巨大な空間が!?」とTVでよく見るような、そんな場所が私の仕事場です。モノ造りの最前線で頑張っている私ですが、実はここの設計も一部私が担当していました。多くのゼネコンでは本格的な設計業務も行っていて、自分で設計したものを自分で造ることもできます。技術者としてこんなに幸せなことはなかなかないですよ!大学・大学院では軟弱地盤の研究をしていたのですが、その時に得た知識がまさに仕事に直結しています。
そんな私は高校時代に経験した震災や景気の減退を目の当たりにして、SE志望を急きょ土木に変更して広島大学へ入学したのがこの道に進むきっかけでした。その時はただ漠然と選択、という感じだったのですが、「モノ造りが好き」「社会に貢献したい」気質がこの分野にハマっていくことになったのだと思います。こんなに生活の基礎の部分で、目に見えない形で世の中に貢献できる技術はないですね。社会に出て益々そう確信するようになりました。
社会人になって思うのは、大学時代は本当に自由で大切な時間だと言うこと。社会人になると時間の制約が多くなるので、これから大学で学ぶ人には勉強だけでなく遊びや友達付き合いを大切にして欲しいですね。特に広大は遊びも勉強もその人次第でいくらでもエンジョイできる環境ですからオススメですよ!
関西国際空港をはじめ,国土の狭い日本では海岸線の埋立により都市が拡張されてきましたが、その埋立には軟弱な地盤の改良が欠かせません.大学在学中は経済的に軟弱地盤を改良する技術について研究していました。